Rock and roll

[ˌrɑk ən ˈroʊl] ロックンロール

1. 1950年代にアメリカで生まれた音楽ジャンル

主に1950年代にアメリカで生まれ、ジャズ、ブルース、カントリーなどの要素を取り入れた、エネルギッシュで踊りやすい音楽ジャンルです。

Elvis Presley is known as the King of Rock and Roll. (エルヴィス・プレスリーはロックンロールの王様として知られています。)

• Elvis Presley: 「エルヴィス・プレスリー」という固有名詞です。
• is known as: 「～として知られている」という意味です。
• the King: 「王様」という意味です。
• of: 所有や所属を表す前置詞で、「～の」という意味です。
• Rock and Roll: 「ロックンロール」という音楽ジャンルを指します。

That band plays classic rock and roll. (あのバンドはクラシックなロックンロールを演奏します。)

• That band: 「あのバンド」という意味です。
• plays: 「演奏する」という意味です。（主語が単数なので s がついています。）
• classic: 「古典的な」「昔ながらの」という意味です。
• rock and roll: 「ロックンロール」という音楽ジャンルを指します。

The 1950s were the golden age of rock and roll. (1950年代はロックンロールの黄金時代でした。)

• The 1950s: 「1950年代」という意味です。
• were: 「～だった」という意味で、be動詞 are の過去形です。（主語が複数なので were が使われています。）
• the golden age: 「黄金時代」という意味です。
• of: 所有や所属、関連を表す前置詞で、「～の」という意味です。
• rock and roll: 「ロックンロール」という音楽ジャンルを指します。

2. 勢いがある状態や、何かを活発に始める合図

比喩的に使われる場合、物事が順調に進んでいる、勢いがある、または何かを活発に始めよう、といった肯定的な意味合いを持ちます。「さあ、やろう！」という掛け声としても使われます。

Let's rock and roll! We've got a lot of work to do. (さあ、始めよう！たくさん仕事があるよ。)

• Let's: 「～しよう」と提案する表現です。
• rock and roll: 「さあ、やろう！」「始めよう！」という意味の慣用句です。
• We've got: 「私たちは持っている」「私たちは～がある」という意味です。（We have got の短縮形です。）
• a lot of: 「たくさんの」という意味です。
• work: 「仕事」「作業」という意味です。
• to do: 「するべき」という意味で、直前の名詞（work）を修飾します。

Once the project started, it was rock and roll all the way. (プロジェクトが始まったら、後は順調に進みました。)

• Once: 「一度～したら」「～するとすぐに」という意味の接続詞です。
• the project: 「そのプロジェクト」という意味です。
• started: 「始まった」という意味です。（動詞 start の過去形です。）
• it was: 「それは～だった」という意味です。（it is の過去形です。）
• rock and roll: この文脈では、「順調な」「勢いのある」といった状態を指す慣用句です。
• all the way: 「ずっと」「完全に」「最初から最後まで」という意味のフレーズです。

The team is ready to rock and roll. (チームは準備万端で、すぐにでも始められます。)

• The team: 「そのチーム」という意味です。
• is ready: 「準備ができている」という意味です。（be ready で「準備ができている」です。）
• to rock and roll: 「（すぐに）始められる状態である」「活発に動ける」という意味の慣用句です。

3. 不確実な状況や、成り行き任せにする様子

「どうなるかわからない」「成り行きに任せるしかない」といった、不確実さや困難な状況を表す場合にも使われます。少し否定的なニュアンスを含むこともあります。

Finishing this project on time is going to be rock and roll. (このプロジェクトを時間通りに終えるのは、かなり大変になりそうだ。)

• Finishing: 「終えること」という意味です。（finish に -ing がついて動名詞になっています。）
• this project: 「このプロジェクト」という意味です。
• on time: 「時間通りに」「期限内に」という意味のフレーズです。
• is going to be: 「～になるだろう」「～だろう」という未来を表す表現です。
• rock and roll: この文脈では、「大変なこと」「難しいこと」「成り行き任せになること」といった不確実性や困難さを指す慣用句です。

We don't have a clear plan, so it's just rock and roll from here. (明確な計画がないので、ここからは成り行き任せだ。)

• We: 「私たち」という意味の代名詞です。
• don't have: 「持っていない」という意味です。（do not have の短縮形です。）
• a clear plan: 「明確な計画」という意味です。
• so: 結果や理由を表す接続詞で、「だから」「それで」という意味です。
• it's: 「それは～だ」という意味です。（it is の短縮形です。）
• just: 「ただ」「単に」といった意味を表す副詞です。
• rock and roll: この文脈では、「成り行き任せ」「どうなるかわからないこと」という意味の慣用句です。
• from here: 「ここから」「これ以降」という意味です。

Moving to a new country without a job lined up was a bit of rock and roll. (仕事が決まっていないのに新しい国へ引っ越すのは、少し行き当たりばったりだった。)

• Moving: 「引っ越すこと」「移動すること」という意味です。（move に -ing がついて動名詞になっています。）
• to a new country: 「新しい国へ」という意味です。（to は方向を表す前置詞、a new country は「新しい国」です。）
• without: 「～なしで」という意味の前置詞です。
• a job lined up: 「仕事が事前に決まっていること」という意味のフレーズです。（line up で「手配する」「整列させる」という意味。）
• was: 「～だった」という意味で、be動詞 is の過去形です。
• a bit of: 「少し」「いくらか」という意味のフレーズです。
• rock and roll: この文脈では、「行き当たりばったり」「予測できないこと」といった不確実性や困難さを指す慣用句です。

関連

• music
• genre
• Elvis Presley
• dance
• beat
• rhythm
• energy
• start
• go
• uncertain
• difficult